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浴室を平面で見ると「L」型になっていてユニットバスは×。そこで断熱パネルや最新のリフォーム部材を使ってユニットバスの様な浴室に仕上げました。
以前はキッチンにも使用するメラミン不燃板を張っていましたが、密度が高いので冷たかったのです。今はこの断熱パネルがおすすめです。発泡基材なのでタイルの冷たさが伝わりにくくなって、壁からの放射冷却が緩和されます。
2階にお風呂があるので、浴槽の下は防水を施工。とにかく1日でも短い工期をということで、既存防水はそのままにしてポリマーセメント系の防水を施工しました。
冷たいタイルの床にも、クッション性と断熱性を備えた浴室専用シートを施工。TOTOのほっカラリ床に似ていておしゃれです。
防水のためにいったん取り外した浴槽を入れてからパネルを施工。あまりにもすき間がなく、入れるのに苦労しました。
アクセサリー類はユニットバス風にセット。コーナー棚とミニカウンターを取り付けました。シャワー水栓は洗い場からも出湯しやすいワイドハンドルを選んでいます。
断熱効果を高めるため、窓には内窓を取付。モルタルの天井も寒さの原因の一つなので、断熱材を裏打ちしたバスパネルを天井に張り、常時開放されていた通気口は新しく設けた換気扇の排気口にしました。
当初は全体を一度解体して防水からやり直す提案でしたが、費用が嵩むうえ工期が長くなりすぎるので断念。結果的にはコストバランスの良いリフォームにできて良かったです。 お客様に入浴された感想をお聞きすると、以前より暖かくなったのが実感できるとのこと。お喜び頂けて何よりです。
豊中市
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