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以前からよくある問い合わせに、浴室のドア付近の床が腐食しているから脱衣室の床を直してほしいというものです。 分譲マンションに多く見られ、原因は共通しています。
浴室ドアの端が腐食しています シートがはがれ、下地が膨らんでいます
シートをめくるとカビでボロボロになっています
シートを剥がしたところ。下地の板はパーチクルボードという水分で膨らんでしまう吸水性の高い素材で、マンションに多く使用されている下地材です
腐食した部分を撤去して下地を補強します
補修部分が目立たないようにした下地調整したら、クッションフロアを張って完成です
この腐食が起こる原因ですが、この写真の白い部分をドアのアングルピースと言います。この写真ではアングルのビス穴から新しく張ったクッションフロアが見えますが、工事前のシートはアングルピースの下まで貼られていません。 そのため、シートの端部とアングルの間から水が侵入して下地を腐食させます。
シートを張る前にアングルの下にシートを差し込めるすき間を作っています。 もっと隙間に余裕があるときは腐食しない樹脂製の薄敷居を入れますが、今回はそこまで広げられないのでシートのみにとどめます。
さらにシート端部は透明のシール材で水の侵入を止めます。
豊中市
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