厨房のスペースに玄関・浴室・トイレなどを設けました。

新しくキッチンが付いた部分の施工前風景

客室だった和室

柱はできるだけ取り去る計画ですが、解体業者さんでは判断できませんので、後日大工さんと相談して決めます

既存の排水管を一部使用したのですが、当初の目論見が外れ、地盤沈下で排水勾配が取れていない部分が見つかったり、配管の脱落、詰まりも見つかりました

配管洗浄で詰まりを除去してもらいました　中には小石などが詰まっていて除去にかなり時間がかかりました

新しく浴室が設置される部分です 青は給水、ピンクは給湯配管です。近年はこのような樹脂管を使うことが多いのですが、塩ビ配管に比べて施工が簡易で、接続部分の信頼性が高いですね

地盤沈下によって勾配が逆になっていた既存配管。勾配を正常に戻して再利用します

窓を取り替えるには外壁側からも作業があるため、足場を組みます。

掃出し窓は幅２７００高さ２２００の大きさで一人では持てない大きさです

大きくする窓の周りは内壁・外壁すべて取り去ります　

大きな窓は開放感があっていいですね

ＴＯＴＯのサザナを採用

ユニットバスが組みあがったら周りに壁を作ります

浴槽の周りは断熱材で覆われていて保温性が高くなっています

給湯機は石油給湯器です。写真は石油タンクですね。寒い地域やガスの供給がない地域ではよくありますが、大阪では稀です。私も設備屋さんも初めて取り付けました

柱をできるだけ取り去りたいということで、ジャッキを当てながら柱を移設します

柱を抜いたところは梁で補強します 大きな梁を4ヶ所入れました

大きな梁は3人がかりで入れていきます

旅館の面影があります

いくつか抜けない柱が残りましたが、家具の配置で邪魔にならないようカバーできそうです

間仕切り壁を作っていきます

床の下地工事。広いので木材の量もすごいです

キッチンの腰壁・カウンター作成中。抜けない柱をカウンター内に取り込んで極力邪魔にならないようにしています

フローリング工事。距離が長すぎて足腰が大変だったそうです　フローリングはイクタのイタヤカエデという無垢フローリングの風合いが人気の床材です

玄関ドアは取り替えずにそのままの計画だったんですが、やはり見栄えを良くしたいということで既存のドアをベースにリメイクしました

あまりコストをかけず何かいいものがないか探していると、なんとも珍しい節無しの針葉樹合板を見つけました。　化粧仕上げにぴったりと思いこれを2枚手配。

ドアの大きさに切って、窓をくりぬきます。窓の大きさは元のガラスより2回りほど小さくしてバランスをとっています。　下半分は端材でモールディングしています

オイルステインで着色

ドアに取付て完成です。ガラス部分にはアクセントの格子を入れています